平成17年4月、等々力渓谷公園の一部として新たに拡張開園した区域も名勝指定区域に含まれ、園内には斜面林や湧水など、豊かなみどりが残されています。
この公園拡張区域は谷沢川の右岸に位置し、崖地の地形や自然環境を巧みに活かし作庭された庭園が保存されています。
この庭園は著名な造園家により、昭和48年に作庭されたものとして記録されています。
また、園内には昭和36年に棟上げされた書院建物も保存されています。この書院周辺の庭、流れ、滝の石組み、崖地の地形を活かし付けられた石畳の園路など、建物と庭が一体となった自然・文化的環境が残されています。
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